ちょっと前、「ジューサーの中に金魚を入れる」という現代美術の展示があった。

ジューサーの中に金魚と水が入っていて、スイッチだけリモコンで、観客の側に置かれる。観客は誰もがそのスイッチを押すことができるようになっていて、「いつでも金魚を殺せる」という、その感覚が展示になっていた。
金魚の寿命を延ばすもの

この展示で、実際にボタンを押せた人はたぶんいないのだろうけれど、これをたとえば、ジューサーに入れた金魚をインターネットで公開して、ネットの向こう側にいる誰もが、匿名のままそのボタンをクリックできるようにしておくと、誰かがボタンを押してしまう。多数決ルールを導入して、「ボタンを押した人が累計で10人を超えたら、ジューサーの電源が入ります」という看板を出しておくと、ボタンが押される閾値はますます下がる。

匿名ルールを廃して、たとえばTwitter のような、押した人をある程度トレースできるメディアで展示を公開しても、状況はそんなに変わらない。IDの追跡が可能になってしまうと、今度は逆に、あえて押してみせることを、一種の表現として利用しようという人が出てくるだろうから、金魚の命運は、やっぱり危ういままになってしまう。

恐らくはたぶん、「ボタンは誰でも押せます。累計で10人の人がボタンを押すとジューサーが回ります。その代わり、10人のうち1人だけ、押した人の氏名が公開されます」という但し書きが、金魚の生存確率を高めてくれる。

売名目的の人にしてみれば、自分の名前が公開されない可能性があるならば、自分の行為が無駄に終わってしまうリスクがあるし、怖いもの見たさの人は、「10人のうち1人」という理不尽さがためらいを生んで、やっぱりボタンは押せないだろうから。

完全匿名も、完全公開も、「完全」が、ルールに対する過度な信頼を生んで、常識の垣根を踏み越えて、ぎりぎりまでやる人たちを生み出す。確率論的な理不尽さを持ち込むと、ルールはもう、誰からも信用されなくなる。ルールに対する不信が自制を生んで、自制は落としどころとしての常識を生み出していく。

理不尽にやると上手くいく - レジデント初期研修用資料 (via rpm99)

出典: rpm99


“じゃあ広い居酒屋を探したとして、どう予約を取るか。
ドタキャン率の見積もり具合によりますが、
例えば「参加予定人数80人だけど、ドタキャン結構でそう…」という場合を想定します。

この場合、店には「あのーだいたい席を50~70ぐらいでとってもらって、料理は50人分確定で、飲み放題はきた人数分で。人数沢山きたら料理はアラカルトで追加します」
で予約します。
こういう予約が無理な店はパスしましょう。”

大規模懇親会を支える技術~ドタキャン率と戦う方法~ - Yamashiro0217の日記 (via otsune)

出典: d.hatena.ne.jp







“130 本当にあった怖い名無し [sage] Date:2011/01/24(月) 00:46:55  ID:EL5wYp/J0
うちの近所にも20年くらい前から数年おきに現れてるよ、布団販売の催眠商法。
まさに»126みたいな感じ。
しかし地域住民は皆、すでにそれが催眠療法だと知っており、
業者が段階を踏んでいい餌を出してくることも熟知している。
(そして最後に布団買わせようとする)
なのでジジババの間では「いかに布団を買わずに業者を騙して大量のお土産をせしめるか」
というゲームと化している。

毎回、凄腕のバーさんが最後まで粘って大量に獲物をせしめ、業者は負けて去っていく。
業者は懲りずに数年おきにやってくるが、ジジババたちはこの道20年のツワモノぞろいだ。”

催眠商法 続・妄想的日常 (via 719043)

出典: iyoupapa


“じゃあ管理職として何を期待されていたかっていうと「仕組み」をつくることなんですよ。「仕組み」をつくるって言っても色々あるんですけど、要するにビジネスを回す仕組みですね。 例えば、僕がおにぎりを売りたいとするじゃないですか。すると、「ご飯を炊く」って作業があって、それからおにぎりを「ボール状にする」作業、そして、最後に「海苔で包む」作業があるじゃないですか。 僕が一人でその作業をひたすら繰り返して1日中おにぎり1個ずつ作ってもいいわけなんですけど、もっとうまい仕組みを考えてもいいわけですよね? ご飯を炊いたらその後はおにぎりの型にギュッギュッと詰めるとか、そうやって「仕組みを考える」ことによって効率をドンドン上げられるわけです。 それから自分しかできなかったことがマニュアル化し、人に任せられるようにもできるわけです。分業化して、ひとつの作業の単純化して、作業をこなす人を最低時給で雇えるとか。”

10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕達の仕事のゆくえ / 松井博 (via ebook-q)

出典: ebook-q



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