花粉情報 - 花粉コラム(最近の傾向) - Yahoo!天気・災害
「花粉症は現代人の病気と言われますが、実際、近年花粉の量は増加傾向にあります。いったいなぜなのでしょうか?
スギ・ヒノキの人工林は、森林面積の約30%を占めていますが、この面積はほとんど増加していませんので、木が増えているのではありません。実はスギの樹齢に関係があるのです。
通常、スギ花粉が多く生産されるのは樹齢30年以上のものだと言われています。日本におけるスギ・ヒノキの植林は、木材資源の確保などを目的として、昭和20年代から40年代に全国で行われましたが、国産木材利用の低迷などが原因でスギ林の伐採が進まず、花粉を多く出す樹齢の高い木がたくさん育ってしまいました。このような経緯から、スギ花粉の飛散量が増加しているのです。
図はスギの全国齢級別面積を表したもの(林業科学技術振興所 横山敏孝氏 提供)ですが、やはり、樹齢30~40年の面積が大きくなっているのがわかります。スギは樹齢約100年まで大量に花粉を出すと言われていますので、引き続き少なくともあと50年は、大量のスギ花粉が続くということになります。」